2016年12月20日

同時に使用するのは見合わせることが大事

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薬には少なからず副作用がありますが、痛みが強い場合や長く続くときなど、薬を使って痛みを和らげる方がメリットが大きいと考えられる時には、上手に使うことで楽になれます。また、痛みが強い場合は、医療機関において座薬が処方されることがあります。一般的に経口摂取する錠剤などの鎮痛薬よりも強めなのが特徴で、効き目が表れるのも経口摂取の薬よりも早いというメリットがあります。

また、一緒に頭痛薬が処方されることがありますが、摂取する医薬成分が重複してしまう可能性が非常に高くなりますので、使う時にはどちらかを選択するという方法が望ましいといえます。併用すると成分が過剰になりすぎてしまい、副作用が強く出る恐れがあるためです。痛みが非常に強いと感じるなら、まずは座薬を入れて様子を見る、その後、最低でも4時間、できるならば6時間程度の時間を空けて頭痛薬を飲むなどする方法がよいでしょう。

これはかなり強い痛みだと感じる時には座薬を、そこそこ痛いけれど経口薬で大丈夫そうだと思えたら経口摂取の頭痛薬を飲むといった具合に、両方を併用するのではなく、それぞれを用いるという感覚で使いこなすのが、上手な薬との付き合い方になります。